みなさんこんばんは。
理系夫です。
先日、友人と話していた際、家を建てる際の頭金は多い方がいいの?というような質問を受けました。
既に家を建てた今ならわかりますが、まだまだ検討初期の場合にはそのあたりもよくわからないと思います。
なので、今回は頭金についてのお話をしたいと思います。
実は頭金は少ないほうが良い!
さて、実は以前にも頭金についての記事を書いたことがあります。
タイトルを見ればわかる通り、頭金が0円でも注文住宅は建てられるよという内容の記事になっていますので、興味がある方は一読ください。
上記記事でも少しだけ触れていますが、現在は史上最低と言ってもよいほど金利が低い状態にあります。
ローンの返済条件にもよりますが、基本的に金利は1%を切っており、変動金利など金利が低めの条件だと0.5%くらいというところもあります。
これはつまり、多く借りても利息がほとんど付かないということです。
なので、頭金が少なくてもほとんど利息のリスク無く家を建てることが出来ます。
さらに言えば、頭金に当てようとしていた金額をそのまま取っておいて、利回り1%以上の投資や財形貯蓄等に回すという方が賢い選択だと言えるでしょう。
また、一番大きな存在は住宅ローン控除でしょう。
住宅ローン控除は借りている総額の1%以下もしくは40~50万円のどちらか少ない方を限度として、所得税の還付を行うという制度です。
以前、住宅ローン控除について記載した記事がありますので、そちらも参考にしてみてください。
現在利息はだいたい1%以下なので、住宅ローン控除で借入額の1%が返ってくるということになれば、その差額分得するということになります。
ここで注目したいのは、この制度は○○円という固定金額ではなく○○%という割合になっているということです。
割合になっているということは、当然借入総額が大きい方が差額金額は大きくなりますよね。
なので、住宅ローン控除を利用する場合で、利息が1%未満のところでローンを借りることが出来るのであれば、頭金を支払わず出来るだけ多く借りた方が良いということになります。
そして、住宅ローン控除の期間が終わる10年後(消費税増税後に借りた方はさらに2~3年後くらい)に頭金として支払うはずだった金額等を繰り上げ返済に使用し、支払う利息を減らすというのが賢いローンの組み方になります。
ただし、注意すべきなのは、1年あたりの控除限度額が40万~50万円までということと、収めている所得税・住民税の一部以上には返ってこないということです。
それらをしっかりと考慮して借入額を決めないと、逆に損してしまうということもあり得ますので、注意が必要です。
(そのあたりは自己責任でお願いしますね)
まとめ
現在かなり金利が低いので、頭金は利回りの良い投資や財形貯蓄に回した方がお得ということと、住宅ローン控除の還付金があるので、最初は出来るだけ借入金額が大きい状態の方が良い場合があるということをお伝えしました。
家は大きな買い物なので、数万円程度誤差だな~という気になってしまいますが、普段の生活で数万円というのは結構な金額ですので、そのあたりはしっかりと頭を切り替えてお得にローンを組んでいけるといいですね(^^♪
家は人生で最も高い買い物です。
そんな家作りで後悔しないために、最初にやっておいて欲しいことを下記の記事に書いてあります。
5分程度で読み終わる内容なので、これから家の検討を始めるよという方は是非1度読んでみてください。
その他にも、これから家作りを始める人が知っておくべき内容を記載した記事をまとめてありますので、家作りで失敗したくない!と思っている方はチェックしてみてください。
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