みなさんこんばんは。
理系夫です。
我々は契約前に一条工務店とセキスイハイムのショールーム見学に行きました。
しかし、その2回の見学に行った結果、もう二度とハウスメーカーのショールーム見学には行かないと心に誓いました。
今回はそんなハウスメーカーのショールーム見学について語りたいと思います。
ショールーム見学とは?
まずは、そもそもショールームとはどういったものかをご説明させていただきます。
ショールームというのは、各メーカーが自社の良さを知ってもらうために実寸大の建材などを展示している場所です。
各展示場にも模型が置いてあって、そのメーカーの特徴や良さを説明するスペースがありますよね?
あれの大きい版と思ってもらったら良いと思います。
実寸大のもので説明してくれるので、イメージは湧きやすいと思います。
大手ハウスメーカーの場合、各エリアに1ヶ所くらいはショールームを持っており、数組のお客をまとめてツアー形式で案内するような形になります。
ちなみに、このショールーム見学会は基本的に丸1日かかると思っていた方が良いです。
何故ショールーム見学は行かない方が良いのか?
では、何故理男美女がもう絶対にショールーム見学に行かないと誓ったのか?について書いていきたいと思います。
その理由は以下の3つです。
1.新しい情報がほとんどない
2.他社との比較になってない
3.長い
それでは順に説明していきましょう
1.新しい情報がほとんどない
まず1つめですが、ショールームに行って話を聞いても新しい情報はほとんどありません。
そもそも、ショールームの見学に行こうと考える人というのは、最低一度は展示場に足を運んでいるはずです。
そして展示場に足を運んだ以上、営業さんが必死になって自社の特徴や優れている点をアピールしているはずです。
そこでほとんど話を聞かなかったという人は、おそらくそのメーカーで家を建てる気にはならなかったはずなのでショールーム見学には行かないはずです。
つまり、ショールーム見学に行く人というのは、そのメーカーについての情報をそこそこ知っているはずなんです。
なので、ショールーム見学に行くことで新しい情報が得られるということはほとんどないと思った方が良いでしょう。
ただ、ショールームには実寸大のものが置いてありますので、実際に物を触ってみたいという方は行く価値があるでしょう。
ちなみに、一条工務店のショールーム見学で唯一良かったことは、震度7の体験ができたことです。
震度7ってすごいんだろうなぁとは思っていましたが、思っていた以上の揺れで立つことができないのは当然なのですが、床に這いつくばっていても床の上を滑っていってしまうんです。
この体験ができたのはとても良かったです。
ただ、この体験設備は一条工務店の免震構造の良さをアピールするものだったのですが・・・
確かに、免震構造の建物はほとんどの揺れを吸収してくれていて中で椅子に座っていてもなんの問題もない程度でしたよ。
でもね!高すぎて戸建てにほとんど採用されてないなら意味ないじゃん!!
マンションのオーナー希望者を集めてたならいいですよ。
けど、集めてたのは戸建て希望者でしょ。
説明でさんざん「制震じゃダメなんですよ!免震じゃないと中がぐちゃぐちゃになっちゃいますからね!」って言ってたのに・・・
一条工務店はほとんどの戸建てに免震を採用してるんですか?って聞いたら、ほとんど採用してません。基本的に制震です。って・・・
バカなの?死ぬの?
・・・
・・
・
すいません、ちょっと取り乱しましたね。
というわけで、こんな体験がしてみたい方にはショールーム見学はおススメですよ(笑
2.他社との比較になってない
お次は他社との比較になってないという点です。
ショールーム見学に行く際に、「うちのショールームは他社材や他社の構造などをいろいろ集めてあるので、比較検討することができますよ」なんて言われて見学に行くことにしたわけですが・・・
まあ当然、完全な他社材なんか手に入れることなんてできないですよね。
基本的に相当材との比較になります。☜この相当材ってところがミソ
セキスイハイムのショールームなんかはヘーベルハウスを目の仇にしてましたが、へーベール板の相当材を持ってきて、自社タイルと比較してどれだけ優秀かを語っておられました。
でもね・・・
いやいや、それ相当材でしょ?
ヘーベルハウスだってその欠点を補うために表面にコーティングを何層にも施してあるわけだし、傷ついたらコーティングの意味がなくなるとはいえ、故意にやったわけでなければ保証が効くわけだし・・・
などなど、反論したい点が山のように出てきます。
2社のショールームしか訪れてませんが、基本的にどのメーカーも同じでしょう。
自社の強みの部分での評価しか実施していないか、各メーカー独自の技術が盛り込まれていない相当材を持ってきておいて、優れていると主張するだけと思われます。
技術者の視点から言えば、欠点のないもの、全てにおいて優れているものなんてほとんどないと言って過言ではないでしょう。
その欠点の部分を語ってくれない以上、平等な評価をしていないんだな、話を聞くだけ無駄だなと感じてしまいます。
感じ方は人それぞれなので何とも言えませんが、私はちょっとひねくれているのでそんな風に感じ、もう今後ショールームに行くのはやめようと思ったのです。
3.長い
さて、最後は長い!という点です。
このショールーム見学はほぼ丸1日を費やします。
それが長い!ということもそうですし、ショールームでの説明も冗長で長すぎます。
まず会社の沿革から始まり、各構造の説明にしてもいらんしょうもない与太話を混ぜてだらだらと話してきます。
会社でパワポにまとめて説明したら、30分もかけて話したら上司に怒られるような内容なのに、それを3時間以上もかけて説明してくるのです。
しかもほとんど知っている内容を(笑
そりゃあ上司に説明するわけじゃなくて、一般のお客さんに買ってもらえるように説明するわけだから、出来るだけ面白おかしく興味を持ってもらえるように話さないといけないんでしょうけど・・・
もうね、普通に飽きますよ。
我々の場合は、新しい情報がほとんどなかった現実と長話を聞かされたという疲労感しか残りませんでしたね(笑
まとめ
以上3つの項目に分けて、我々がショールーム見学にもう行かない!と誓った理由を記載してきましたがいかがだったでしょうか?
上でも書きましたが、感じ方は人それぞれですので、ショールーム見学に行ってすごく良かった!という方もいらっしゃるでしょう。
ただ、こんな風に感じる人も我々以外にもいらっしゃると思いますので、今回の記事の内容に共感できる部分があるのであれば、ショールーム見学に行くかどうかは慎重に考えた方が良いのではないでしょうか?
それか、1回だけどこかのショールーム見学に行ってみて体験してみるというのも良いでしょう。
百聞は一見に如かずといいますからね。
何にせよ、時間は有限で貴重ですので、皆さんが無駄な時間を過ごすことが無いよう祈っております。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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よろしくお願いいたします。