みなさんこんばんは。
理系夫です。
今回はみなさんが大好きな値引きの話です（笑
意外と契約後でも値引き交渉出来ますか？という質問を受けることが多いので、記事にまとめることにしました。
これから注文住宅を検討するよ！という方は一読ください。
契約とは？
まず最初に契約について簡単に解説します。
注文住宅を建てようと思った場合、ハウスメーカーや工務店と結ぶ契約は主に2つです。
１．土地売買契約
２．建築請負契約
この両方の契約を結ぶ必要があるのは、土地もハウスメーカーに探してもらう場合です。
大多数の方がこの条件に当てはまると思いますが、既に土地をお持ちの方は土地売買契約は不要になりますので、建築請負契約だけになります。
理想的には、いい土地が見つかったら土地売買契約を結び、その土地で家の間取り等を検討し見積もりを貰って、問題無ければ建築請負契約を結ぶ・・・これがベストです。
しかし、注文住宅を建てたことがある方は分かると思いますが、現実はこのように上手くは行きません。
良い土地が見つかるとハウスメーカーは、「早く土地を決めないと他の人に取られてしまう可能性があります！」等と焦らせて、間取り検討も程々に何も知らない施主に対し土地売買契約と建築請負契約の同時契約を迫ってきます。
ここで押し切られて、土地売買契約と建築請負契約を同時に契約してしまう人がほとんどだと思います。（我が家もそうでした笑）
契約前にしっかりと値引き交渉が出来ていればいいんですが、そうでない場合は契約後にどうにか値引き交渉出来ないか考えなければならなくなります。
では実際のところ、契約後でも値引き交渉は出来るのでしょうか？
注文住宅は契約後でも値引き交渉出来る？
まず結論から言うと・・・
・・・
・・
・
ほぼ無理です。
何故かというと・・・
建築請負契約を結んでしまうと、基本的には契約を破棄することが出来なくなります。
（厳密に言うと、手付金やそれまでの打ち合わせ等にかかった費用を支払えば解約は可能ですが、手付金はかなりの額になりますので、よほどのことが無い限り解約する人はいないでしょう）
もう契約破棄が出来なくなって、自社で建てるしかなくなった顧客に対して値引きする会社があるでしょうか？
当然ありませんよね？
ハウスメーカーもボランティアでやっているわけではありません。
儲けるためにやっているわけですから、不要な値引きは絶対にしてくれません。
建築請負契約を結んでしまった後では値引き交渉は出来ないと思った方が良いです。
なので、後で値引き交渉すればいいか・・・等と思わず、必ず建築請負契約を結ぶ前に値引き交渉をするようにしましょう。
ちなみに特殊なケースですが、契約後でも値引き交渉が可能なこともあります。
それは、ハウスメーカー側の落ち度で選定が間違っていて、それを他のものに変更しなければならないというような状況です。
そういう場合には、グレードアップしたものを選択し、もともとの値段で入れてもらうように交渉することは可能です。
まあ、めったにあることではないですけどね(;^ω^)
注文住宅の値引き交渉方法
では、注文住宅の値引きはどのように行ったらいいのでしょうか？
いろいろ方法はあると思いますが、タイミングとしては契約の直前がもっとも効果的でしょう。
ハンコをちらつかせて交渉するのが一番効果があります（笑
ただ、何の根拠もなく「100万円値引きしてくれ！」と迫ったところで、「無理です」と一蹴されて終わりでしょう。
効果的なのは、ライバル会社の見積もりを事前にとっておき、それを引き合いに出す方法です。
「○○会社はだいたい○○円くらいなんだけど、出来れば御社で建てたい。○○円くらいまで下げてくれたら御社に決めたい」というような交渉の仕方をすれば、結構値引きしてくれます。
とはいえ、ハウスメーカーを見学するのは結構な労力が要ります。
他のメーカーまで見てらんないよ・・・と思われる方は、下のサイトを利用してみてはいかがでしょうか？
このサイトは、必要事項を入力するだけで大手ハウスメーカーの間取りや見積もりを一括で取ってくれる便利なサイトです。
他のハウスメーカーを直接見に行く気力が残っていない場合は、今検討しているハウスメーカーの間取りなどと同じ条件を入力し見積もりを取れば、そこそこ精度のいい見積もりを手に入れることが出来るはずです。
それを元に本命のハウスメーカーに値引き交渉を挑みましょう。
まとめ
今回は、注文住宅を建てる際の値引きについての話でした。
基本的に契約後の値引き交渉は出来ませんので、必ず契約前に値引き交渉を行いましょう。
値引き交渉を行う際は、比較見積もりがあると成功率が上がりますので、簡単でもいいので他メーカーも検討することをおススメします。
家は人生で最も高い買い物です。
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