理男美女とセキスイハイムの家づくり

理系夫と美術系妻によるセキスイハイムの家づくりを紹介していきます。理系夫とび妻がそれぞれ投稿いたします⭐️

歴代のハイム、そして時代はZEHへ〜

みなさんこんにちは。

安否の心配された夫もようやく先日記事が書けたみたいです^^;

私からも間取り確定に至るまでのみなさんのアドバイス、そして日頃の応援ポチにも、重ねて御礼申し上げます。

 

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間取りの話題を夫にもってかれそうで悔しいび妻ですが(そろそろ核心に迫る部分が書きたい)、おとなしく前回の続きということで、セキスイハイムの歴代の商品について少し触れてみたいと思います^^

セキスイハイムM1

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茨城県つくば市に現存、保存されているM1

1970年に生まれた「セキスイハイムM1」、本当にプレハブを積んだだけ!のようにも見えるこの建築が、セキスイハイムのスタートでした。

セキスイハイムの母体はご存知積水化学工業ですが、このM1を機に、住宅業界へ「ユニット工法」という全く新しい工法を引っさげて参入したというわけですね。

さて、このM1、プレハブを積み上げただけ、と申し上げましたが、逆に言えばそんな建物は「あんまり無い」わけです。今見てもやはり特異で、住宅街の中にあってもよく目立ち、「この建物、なんか、すごいな!?」という感想を抱くのではないでしょうか。

実際、1970年代のセールスでも、当初見込んだよりも多く売れ、

なんと今でも住み続けている人が1万世帯にも上るのだとか。

さて、このハイムM1、私達の近所にも現役で建っていまして、

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(理男美女家の近所に建っているハイムM1)

 

、、いかがでしょうか?結構、カッコよく無いですか?

ユニットの区切りは現在のハイムではこのように

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1F2Fの間に、左右に走るシルバーの線にご注目くださいね)

…ステンレスカラーの線材で覆われていますが、

ハイムM1では、ユニットを隠すこともなく積んだ結果、深く彫り込まれたように見える十字が、、

 

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・・・

 

 

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!?

安藤忠雄の「光の教会」!?!??

 

に見えなくも無いような…(いやそれは無いか)

 

ともあれ、現在でも通用する「モダニズム建築」として、

密かな人気を集めてきたのがこのハイムM1、なのです。

『日本のモダニズム建築100選』にも選ばれています。

 

ハイムM1シリーズはその後、M3まで展開し、M3パルフェ(現在に至るまで続くパルフェの登場から、レクシス、オーサンス、グロワール、アバンテ、セラーノなどなど、、様々なシリーズが登場してゆきます。

 

 

クレスカーサ

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クレスカーサはセキスイハイムの中で今最も安く建てられるラインになります。

私たちの地域では、もう建てられないと言われたのですが、

前回記事で、地域によっては今でも建てられると聞いたので、

まだまだ現役のラインナップです。

 

なぜ安くできるか?というと

・生産ユニット種類の絞り込み(4種類限定)
・内装、設備仕様のバリエーションの限定
・1ユニット完結屋根の採用による現場工数の削減
・外観シルエットの限定

ということで、制限を多くして生産コストを削減しているようですね。

タイルが貼れないことも、上位モデルとの大きな違いだと思います。

それはともかく、

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この インナーキャンチバルコニー (でいいのかな?)が、カッコイイ!

しかも、天窓もオプションで付けれたらしい・・・

これで安いなら全然アリじゃない〜と思うのですが、

・タイルが貼れないので10年後から外壁メンテナンス代がかさんでくる

・やはり少し前の商品なので、気密・断熱性能が少し悪い

というところは考えておかなくてはいけないかもしれません。

でも暖地だったら全然アリかなと思いますけどね^^

 

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余談ですがこちらはヘーベルハウスの建物です^^;

このように2階部分が飛び出して中空に浮いてるのって、カッコよく見えるな〜と思うんですよ。

セキスイハイムさんにも、クレスカーサのリバイバルでこんな感じの商品出してくれたらいいのになぁと思う私なのでした。

 

 

そして時代はZEHへ・・・

 

私の好みと主観によって歴代ハイムから2つに絞ってのご紹介となりましたが、

 

「M1やクレスカーサでは寒くてクレームが多かった、、、」by営業 

 

との言葉が示すように、元はと言えば工場生産で頑丈な「ユニット工法」が売りで、断熱気密は特に得意ではなかった?ように見えるセキスイハイム

「快適エアリー」という全館空調システムを開発し、太陽光も住宅業界の中でも先駆けて導入し、住居の快適性を伸ばすことに尽力してきたようです。

それはまぎれもなく、国の政策「ZEH」のスタートを睨んでのことでしょう。

 

展示場に行くと、「ZEH」「ZEH+」「超ZEH」(?)など ZEHを展示場前に掲げるメーカー乱立する昨今ですが、ZEHとは?

・・・ZEHの話はとて〜も長くなるので、またの機会に⭐️

 

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