みなさんこんばんは。
理系夫です。
最近、家に関することがいろいろとひと段落して心穏やかに過ごしていた理男美女ですが、昨夜その平穏を乱す出来事が発生しました!!
現地調達品の仕様が違う!?
それは一本の電話から始まりました。
我々が、大工さんはいつから入るんですか?としつこく聞いたからでしょうか、設計の方からそろそろ大工が入るので、私と一緒に見に行きますか?というお誘いがありました。
まあそれはいいんです。
ありがたい話なので・・・
問題はそのあとに続いた言葉です。
「今日階段の件でメーカーさんと話したんですが、手すりは鉄枠でよかったですよね?」
これを聞いたび妻に戦慄が走りました。
理男美女家の階段はオープン階段なのですが、ハイムの階段がお気に召さなかったび妻の一声でKATZDENの階段へと変更になりました。
いわゆる施主支給でしょうか?
我々はハイムを通して購入することになりましたので、施主支給とはちょっと違うのかもしれませんが・・・
ハイムでは現地調達品と呼ばれてました。
まあ、そんなこだわりの現調品の階段なのですが、設計さんが言ってきたのはこの写真のように鉄桟が横に入っているタイプです。
基本的にはこれが手すりの中では一番安いです。
すっきりしていてカッコいいのですが、子供がいる場合手すりの間から落ちてしまいそうですよね。
まだ子供はいませんが、今後出来た時のことを考えるとちょっと危険です。
手すりの下の部分に網みたいなものを張るという対処法もなくはないのですが、せっかくのカッコいい階段・手すりが台無しですよね。
なので、我々は手すりのタイプを下の写真のようなパネルタイプに変更してもらうことをお願いしていました。
(当然若干値段アップになるのですが・・・)
これならすっきりしたカッコいい階段のまま、子供が落ちる心配もなく使用できますからね。
それなのに、この内装大工がそろそろ入るというタイミングになって、冒頭のように訳の分からない確認をしてきたのです!!
そこからは理男美女とハイム設計の間での、パネルタイプでお願いしたはずなんですけど!えっ、鉄枠タイプで聞いていたと思うんですけど・・・という問答の始まりです。
電話口なのでどちらもエビデンスがなく、記憶頼りの押し問答が続き・・・埒が明かなくなったところで、一旦営業さんに確認してもらうということで電話を切りました。
しかし、営業さんが別のお客さん対応で電話に出ないということで、翌日に持ち越しとなりました。
その間にメールやらメモやらを漁ってエビデンスを探す理男美女なのですが、最悪なことにKATZDENの階段については口頭でしかやり取りをしていなかったためエビデンスが残っていませんでした。
というのも、もともとはKATZDENの階段が高いということで、別メーカーを探していたのですが、別メーカーとは下請け契約をしていないから工事に入れないと言われてしまいました。
ハイム純正以外の階段を入れる場合は、KATZDENしか入れることが出来ないということになり、営業さんが頑張って交渉してきますんで!と言ってくれたのでお任せすることになりました。
営業さんから交渉結果を聞いたり仕様を決めるのは面着でしか行わなかった(1回しか打ち合わせませんでした)のでメール等のエビデンスが残っていなかったのです。
途方に暮れる理男美女・・・
ダメ押しとして、その日に営業さんから電話があり、「設計の〇〇から聞いたのでまずは連絡をと思い電話しました。今出先で資料がないのですが、確か値段が安いからということで鉄枠タイプを選ばれたと思うのですが・・・」と言われる始末。
エビデンスはない・・・
ハイムの営業も設計も鉄枠タイプと言っている・・・
おそらくハイムにもエビデンスといえるようなものは残ってなく、ハイム側が書いた発注書があるだけでしょう。
ハイムはその発注書を理由に鉄枠タイプだと言い張るのは想像に難くありません。
絶望する理男美女・・・
どう交渉すればパネルタイプにしてもらうことができるんだろうか・・・
さすがにもう階段の製作に着手してるだろうし、ここから変更できるのだろうか・・・
やはり製作途中までの金額は支払って、再度発注しなおしとかになるんだろうか・・・
その金額は全てこちら持ちにされるんだろうな・・・
しかも工期も延びるだろうし・・・
もう賃貸の退去申請しちゃったのに・・・
様々なことが浮かんで悶々と一夜を過ごすことになります。
そして翌日・・・
気が気じゃなく、仕事に身が入らない理系夫・・・
(いや、ちゃんと仕事はしてましたよ)
昼を過ぎても一向に鳴らない携帯・・・
夕方になってもまだ電話は来ない・・・
しびれを切らし、こちらから電話したろか!!と思い始めたその時、ついに電話が鳴りだします!!
電話に飛びつく理系夫!!
・・・
・・
・
「セキスイハイムの〇〇です」
キターーー!ハイムの設計さんからです!!
どうやって交渉しよう・・・ドキドキ
セキ設「昨日お話しした階段の件ですが、パネルタイプが正解でした。」
理系夫「やはりそうですか。ですが私たちの記憶では・・・・・・えっ??」
理系夫「すいません、音が飛んでたみたいです。もう一回お願いします。」
セキ設「昨日の階段の件ですが、手すりはパネルタイプが正解でした。営業の〇〇が資料を再確認したところ、パネルタイプだったようです。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。」
おいいいいいぃぃぃぃぃ~~~~~~!!
なんじゃそりゃ~~!
昨日あれこれ考えてた時間は!?
夫婦喧嘩しちゃいそうになったくらいのあのイライラは!?
はあ、まあ手すりがちゃんとパネルタイプになったから良かったんですけど・・・
なんかどっと疲れました・・・
教訓
とまあ、だいぶ長くなってしまいましたが、ここから得られた教訓を皆様にも周知しておきます。
まず、口頭打ち合わせだけで、何もエビデンスを残していなかったのが最大の原因でした。
これは我々が大いに反省すべき点です。
基本的には、議事録を取ったり、メール等の履歴が残る方法でやり取りをする等の自衛をしなければハウスメーカーの言いなりになってしまうリスクが高いです。
在宅訪問させていただいた方の中には、打ち合わせのやり取りをすべてビデオに撮っていたという猛者もいらっしゃいました(笑
ただ、セキスイハイム側の対応もかなりお粗末です。
まず、営業さんが議事録を取らないというのがどうかな・・・と思ったりもしますがそれは置いておいて・・・
セキスイハイムでは、壁紙や工場品のキッチン・シューズボックス等の工場発注する部分に関しては念入りに確認をしてきます。
しかし、外部メーカーに発注する現調品については、まったくと言っていいほど確認してきません。
今回の階段についても、営業さんがメーカーと交渉して取ってきてくれた見積もりを見て仕様を決めた打ち合わせ以後、階段の仕様について確認されることは1度もありませんでした。
最終図面にも現調品の情報は載っていません。
なので、営業が発注する際に間違ってオーダーしてしまっていた場合、誰もチェックしてくれないのです。
なので、これからセキスイハイムで家を建てる方で、現調品がある方は必ず営業さんに発注時の仕様を確認しましょう。
こちらから言い出さない限り、ハイム側からアクションを起こしてくれることは無いと思うくらいがちょうどいいと思います。
というわけで、今回はやらかし君のセキスイハイムがまたまたやらかしてくれましたよっ!という記事でした。
皆さんも気を付けてくださいね。
あ~、それわかるわかる!!という方は下の画像をポチっとしてくださいね(笑