みなさんこんばんは。
理系夫です。
先日び妻が公開した我が家のダイニングテーブルに驚いた方も多かったのではないでしょうか。
何故なら、新品ダイニングテーブル2つをフュージョンさせるというまさかの展開でしたからね・・・
今回はそのびっくりダイニングテーブル製作秘話をご紹介したいと思います。
先日のび妻の記事が気になる方はこちらからどうぞ。
またまたび妻の独断専行
このブログを最初の方から読んでいただいている方はご存知かと思われますが、び妻はかなりこだわりが強く、気に入った物があったら絶対に譲らないという性格です。
そんなび妻のこだわりがダイニングテーブル選びでも炸裂します。
この細い脚のテーブルに一目惚れしてしまったのです▼
これ、イタリアのカッテランというブランドの家具で、60万円程するそうで・・・
さすがのび妻もダイニングテーブルに60万円というのは諦めてくれました。
しかし、簡単には諦めないのがび妻です。
ジェネリック家具等々いろいろと調べ上げ、ついに同じような足のダイニングテーブルとセラミック天板のテーブルをガッチャンコするというウルトラCを思いつきます(;^ω^)
当然りけ夫はそんなめんどくさ・・・強度や構造に不安があることには断固として反対でした。
そんな簡単にはガッチャンコ出来ないよとか、強度に不安があるやろとかいろいろと説得する日々が続きました。
ただ、ダイニングテーブル自体は必要なので、まずは1つ買って様子を見ようということで購入したのがこちら▼
び妻が気に入っていたカッテランのテーブルと同じ細い脚のテーブルです。
購入する前はウォルナットの天板が周囲と浮くかなと思っていたのですが、それほど浮いているということもなく、りけ夫的には全然許容範囲でした。
び妻には、これで「全然問題ないしOKやん、新しいやつ買ったらダメやで!」と厳命していました。
が、しかし!!
ある日、仕事から帰ってくると玄関にデカい荷物が・・・
いやな予感がしつつも、尋ねるりけ夫・・・
び妻の回答は
「買っちゃった♪ てへっ♪」
この日ばかりはね、本当にやっちゃいそうになりましたね。
自分を抑えた自分を自分でホメてやりたいですね。
というわけで、買ってしまったものはしょうがないので、結局は頑張ってガッチャンコすることになってしまうのでした・・・(;´д`)トホホ
ダイニングテーブルをガッチャンコ!
さて、ではここからはダイニングテーブルをガッチャンコする方法をご紹介しましょう。
我々のようにダイニングテーブルをガッチャンコしようなんて奇特な人はあまりいないでしょうけど・・・
まず、1番重要なのはダイニングテーブルを選ぶ際、天板と足がボルトで接合されているものを選ぶことです。
ほとんどのダイニングテーブルがボルトで接合されていると思いますが、溶接なんかで接合されていると切断するところから始まりますので難易度が高くなります。
ボルト接合されているものを選び、2つのダイニングテーブルのボルト位置がもしぴったり同じだったらとても幸運です。
そのまま天板と足を入れ替えてボルトで止めたらガッチャンコ完了です。
簡単ですね。
しかし、そんな幸運はほとんどの場合で起こりません。
我が家の場合もそうでした。
ボルトの位置が違うため、どうにかうまいこと接合する必要がありました。
まず最初に考えたのは接合用のスペーサーを作ることでした。
座ぐり付きのボルト穴2つ開いた部品をつくることで、天板と足のボルト穴のズレを補おうと考えました。
ただ、問題なのは部品をどうするかということでした。
最初は木なら簡単に作れるなと思っていたのですが、天板がセラミックということでかなりの重量があり、強度に不安があったため却下しました。
そうなると鉄製の部品を用意する必要があるのですが、そんな都合のいい部品がホームセンターに売っているわけありません。
仕事柄よく使っているミスミという会社を使おうと思って部品の設計まではしたんですが、ミスミは法人しか対応してなかったみたいでダメでした(;^ω^)
個人向けに製作請負をしてくれるところもありそうでしたが、結構高くなりそうだなということで他の案を考えることにしました。
次に考えたのは、天板に直接ボルト穴を開けることでした。
失敗すると天板が使い物にならなくなる可能性もあるので、出来ればやりたくないなと思っていたのですが、部品調達が思いのほかめんどくさそうで高額になりそうだったので、結局はこちらの方法でガッチャンコすることとなりました。
必要となるのは以下の4つです。
・電動ドリル
・下穴用ドリル
・タップ
・タップハンドル
まずは下穴用ドリルで穴をあけます▼
セラミックの天板には、もともと2つのボルト穴が開いた鉄製部品が接着剤で取り付けられていました。
セラミックまでドリルが到達しないように少し手前まで下穴をあけます。
(セラミックは割れやすいのでドリルが当たるとひびが入ったりする可能性がありますので注意が必要です)
その後はタップでネジ穴を切っていきます▼
タップを切る際はまっすぐになるように気を付けましょう。
また、切り屑が詰まるとタップが破損する可能性もありますので、あまりに負荷がかかっているようなら一度抜いて切り屑を取り除いてから再度切っていきましょう。
4ヶ所ボルト穴を開けるだけなので、意外と時間はかかりませんでした。
これなら、部品作ろうとか考えずに最初からこうしてればよかったかもしれません。
ただ、今回はセラミックに接着してある鉄製部品の位置に足のボルト穴が収まるようなサイズだったからよかったですが、これが全然別の場所であれば接着剤のことも考えなければなりませんでした。
(セラミックにボルト穴は開けられませんので)
今回はホントに運が良かったです。
セラミックの天板を使いたいと考えている方は接合に苦労すると思いますのでホントに注意が必要です。
まあ、テーブルをガッチャンコして使いたいなんて人はあまりいないと思いますが(;^ω^)
ちなみに、出来上がったテーブルがこちら▼
まあ、確かにウォルナットの天板より周囲とはマッチしてる気がしますね。
もし同じことがしたいという奇特な方がいらっしゃったら、セラミック天板のテーブルはこちらを使用していますので確認してみてください。
細い脚のウォルナット天板のテーブルは、ちょっとグレーっぽいので店名をブログに載せるのはやめておきます。
気になる方はび妻のインスタ等で質問してください。
まとめ
というわけで、理男美女家ダイニングテーブルガッチャンコ製作秘話をお送りしました。
あまりおススメは出来ませんので、良い子のみんなはマネしないでね(笑
ちなみに、残ったウォルナット天板とセラミックテーブルのもともとの足は現在たたき収納に放置中です。
正直使い道が無いんですが、捨てるかもしくはセラミック天板が壊れた際のバックアップとして取っておくか悩み中です。
リサイクルショップに持って行っても天板と足だけじゃ引き取ってもらえないだろうし・・・
どうしたものやら・・・
家は人生で最も高い買い物です。
そんな家作りで後悔しないために、最初にやっておいて欲しいことを下記の記事に書いてあります。
5分程度で読み終わる内容なので、これから家の検討を始めるよという方は是非1度読んでみてください。
その他にも、これから家作りを始める人が知っておくべき内容を記載した記事をまとめてありますので、家作りで失敗したくない!と思っている方はチェックしてみてください。
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